の由来
構成と内容
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構成と内容
左水営漁坊遊び
は四マダン(過程)になっており、水営湾一帯で行われた 鰯漁地引き網の漁労作業を芸能化したもので演技過程は漁労歌謡が中 心になっています。
ネワンソリ(来往歌)
ネワンソリ(来往歌)は歌を遣り取りすると云う意味で綱綯い機具で地引き網 の綱を綯う時に歌う歌謡と作業過程を芸能化したものです。 藁や葛の蔓で太い綱に綯う作業は長い時間が掛り、また互いの呼吸を合 わせるため遣り取る歌をネワンソリ(来往歌)と云います。
サリソリ(引き歌)
地引き網を引き寄せながら歌う作業過程を芸能化したものです。サリソリ (引き歌)は網の綱を引寄せる時、引く呼吸を合わせるために歌うものです が、反面辛い労働を少しでも癒すために歌う歌で左水営漁坊遊びでは 最も中心的な幕でもあり、漁労歌謡がよく表現されています。
ガレソリ(掬い網歌)
ガレソリ(掬い網歌)は鰯を網から掬出す掬い網に因むもので、掬い網で 掬った鰯を笊に入れて運びながら歌う作業過程を芸能化したものです。
チンチンソリ(囃し歌)
鰯漁が大漁の時には貸元が供え物を設えて竜王祭を奉祀し、漁夫たち に酒や食べ物を与えて大漁を喜び歌を歌い、踊りを踊って村全体が祝祭 雰囲気に包まれるのを芸能化したものです。